「灘のけんか祭り」兵庫県・姫路市の重要無形民俗文化財、開催可否判断に注目

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毎年10月14日〜15日に松原八幡神社(兵庫県姫路市白浜町)で開催、「灘のけんか祭り」が新型コロナウイルス感染症の影響で、今季開催の可否に判断を迫られている。

同祭りは、一の丸、二の丸、三の丸からなる3基の神輿をぶつけ合わせる神事と、旧7ヶ村の絢爛豪華な屋台が激しく練り競う屋台練りが行われ、播州の秋祭りの中でも代表的なものの一つである。「松原八幡神社秋季例祭風流」として、姫路市と兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されており、旧松原村の獅子屋台の太鼓の音は「日本の音風景100選」に選ばれている。

七カ村の代表者で行う総代会では、今月初旬から祭りの開催について本格的な検討を始め、各地区から意見を集め、下旬の総代会で方向性を出す方針とのこと。検討の判断材料に住民投票を取り入れる地区もあるようだ。 

見どころとなる屋台の練り合わせには、2日間で約20万人の来場者が集うが、”今は安全が最優先である”と地元からはそんな声も出始めているようだ。屋台練りが中止されれば、昭和天皇の容体悪化で自粛した1988年以来となる。

19日には政府により緊急事態宣言の全面解除を行われ、8月以降の祭り開催を容認した。しかし、新型コロナウイルス感染症対策を行なった上での開催となるだろう。今後の見通しがつかない中、可否判断は慎重となる。

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